第37回 欧美国際公募 「スペイン美術賞展」 展示風景
本展では、日本人作家250人による265点の油彩・アクリル・水彩・版画・日本画・書・染色・工芸等、多種多様な技法の作品が展示されました。
展示風景
ソブレジャノ宮殿
美しいゴシック建築のソブレジャノ宮殿は、かつてこの地で生まれ活躍したコミージャス公爵により建てられました。
ガウディーの師ファン・マルトーレが建築したこの宮殿は、18世紀に公爵邸として小高い丘陵にパンテオン礼拝堂と共に建てられ、向かいの丘には同じくマルトーレの建築したコミージャス教皇大学(ポンティフィシア大学)を望事ができます。
宮殿内部はイギリスゴシック建築やイスラムの影響も受けて建築されており、ゴシックのわずかな原理の構造で、ステンドグラスの窓から入る光に照らされた玄関と、二重大理石の階段から成り、公爵のキャラクターを反映する豊かなデコレーションで飾られた美しい物でいっぱいの印象的な建物です。
(普段内部の写真撮影は禁止)
この会場には主に壁面絵画が展示されました。
観光名所でもあり、一日100名を越す来館者のある宮殿である上に、連日のテレビ、新聞等の報道により、多くの方が訪れ、150点を越す日本の壁面作品にとても興味深く見入りました。
コミージャス新役場
19世紀に修道女により学校として建てられた新役場は、ヨーロッパの田舎町の美しさそのものの広場に面したほぼ町の中央にあります。
建物正面には美しいポーチとテラスがあり、建物の南角(3階部分)には「天使の座」、別の一角にはJose Llimonaによって刻印されたマリアと子供の彫刻があります。
2003年にコミージャスの新役場として生まれ変わり、毎日多くの観光客とコミージャス市民が訪れる憩いの場となっています。
新役場には主にモノクロを基調とした作品や書等が展示されました。
作品は2階と3階に展示され、高田墨山氏による書が建物正面のガラス壁と階段へ展示され、市民の注目を集めました。新役場には毎日多くの市民が来場し、全くの異文化である美しい日本の芸術作品を楽しみながら鑑賞する姿が見受けられました。
コミージャス旧役場
町の中央に位置する旧役場は、1775年頃にセントジョン(古代の巡礼者の休憩所)の隠れ家の跡に建設された豪華な造りの歴史的建造物です。
大きな欄干によって支えられているバルコニーには、ロマネスクのアーケードがあります。
旧役場も教会や歴史ある昔ながらの特徴を持つ民家と同様にコミージャスを最も価値ある観光地にしています。
正面の壁には「大司教の村」の名前を村に与えた5個の大司教の盾が飾られています。現在1階は市民のために開放されており、内部にはアルフォンゾ王の訪問のために造られた応接室もあります。
この会場では書、工芸、立体作品などが1階の建物正面ガラス壁前に展示されました。
2階展示スペースには絵画、版画、織、刺繍などの作品が展示されました。
市民だけでなく連日訪れる多くの観光客からも注目を集めました。
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