陸前高田の絵の好きなこどもたちに画材を送るプロジェクト
東日本大震災により、多くの方の尊い命が失われたことに深い追悼の意を捧げます。同時に被災された方々へ、心からお見舞いを申し上げます。
「晩秋・広田湾鳥瞰図」熊谷睦男画(震災前の陸前高田市街地を望む広田湾)
陸前高田の絵の好きなこどもたちに画材を送るプロジェクト
活動詳細
このたびの東日本大震災において、被災した方たちに微力でもお役に立てる事ができないかと検討してまいりました。
1973年より国際作家育成及び美術文化交流活動を続けてきた欧州美術クラブ、関係作家及び関係者として、2011年5月この「陸前高田の絵の好きなこどもたちに画材を送るプロジェクト」を立ち上げました。
本プロジェクトでは同じ芸術を愛する人として、将来あるこども達に芸術による支援を微力ながら致します。
また本プロジェクトと平行し、展覧会開催時のチャリティーイベントも企画中であり、今後も長期的な支援をして参ります。
活動のきっかけ
多数被災された欧美関係の作家のお一人である陸前高田の熊谷睦男氏は、山の中腹にお住まいのためかろうじて難をのがれられました。
(※熊谷氏による被災地からの報告レポートはこちら)

かつてこの地で長年の間学校長、市教育長をされていた熊谷氏にお力添えいただき、陸前高田市教育委員会・学校教育課を通じ、絵の好きなこどもたちに画材を送る活動を継続致します。
陸前高田教育現場の現状
長年の歴史のある高田高校の美術部は、校舎が壊滅し、現在、大船渡東高校の校舎一部を借りて授業が行われています。
本プロジェクトでは高校・中学現在7校のうち、学校からの要望に合わせ調整し画材を送る予定です。

参加・受付内容
受付期間:随時
受付内容:義援金及び各種画材(義援金はすべて画材を購入します)。
- 義援金(下記口座にて随時受付)
- スケッチブック、画材など(新品に限る)
- こどもたちへの応援メッセージ大歓迎(義援金、画材に同封ください)
※中古品、絵の具などの単品でのご寄付はご遠慮ください。
※義援金は原則として領収書は発行致しません。(ご希望の場合は発行)
※プロジェクト活動内容は欧美ホームページにて報告致します。
送付先
義援金は銀行振込・郵便振替・現金書留にてお願い致します。
画材の送り先は下記事務局宛にお願い致します。
事務局:「陸前高田の絵の好きなこどもたちに画材を送るプロジェクト」事務局
欧州美術クラブ内
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1-6-12周方社ビル5階
tel:03-3279-3101 fax:03-3279-3103
※第一弾は2011年9月100名分の画材セットを送付予定
★銀行振込:
●みずほ銀行 日本橋支店 普)1634027 口座名 欧州美術クラブ
●三菱東京UFJ銀行 日本橋支店 普)0128429 口座名 欧州美術クラブ
★郵便振替:記号)10100 (番号)77876481 欧州美術クラブ
★現金書留:欧州美術クラブ宛
「陸前高田の絵の好きなこどもたちに画材を送るプロジェクト」係
現状報告
現状報告(2011年5月)
現状をご理解頂くため市教委の課長様の報告を追記致します。
避難所から通学している児童生徒数はそれぞれ全体の5割程度、特に最も壊滅的な被害を受けた市街地の高田町と気仙町の児童生徒は8割が避難所からの通学。両親又は片親を失った児童生徒は全体の2割程度で、何らかで被災している児童生徒は全体の約8割に達している。
学校数は小学校8校、内被災した学校は2校、内壊滅1校。中学校は6校、内被災校3校で、内壊滅2校です。
子どもたちや学校で今一番必要なものは、学校全体の運用にかかる経費が、被災地自治体の行財政の中で圧迫している。(2011年5月現在 市からの報告)
現状報告(2011年9月14日)
沢山のアーティストの方々から、多くの支援を頂きました。
この場を借りて御礼申し上げます。
お送り頂いた義援金、画材は9月末頃第一弾として、お届けする予定です。
義援金の詳細は後日報告させて頂きます。
※芸術家の皆様からお届け頂いた画材とあたたかい励ましのメッセージの一部

現状報告(2011年10月3日)
【陸前高田のこどもたちに画材を送るプロジェクト】
第1弾報告
各学校の美術等担当の先生とお話しをし、プロジェクト事務局より9月下旬に配送を完了致しました。
高等学校は、着日が水曜日指定の為、配送を9月末にそ、10個口での配送が完了致しました。
中学校の中では、未だ近隣の小学校に校舎を間借りしている所もあり、まだまだ落ち着かない様子ですが、その中でも熱心な先生方が努力されている様子がお話の中からも伝わってきました。
高田高校の美術部は現在12名で、書道部と美術部で近くの公民館を借りて活動されているそうです。
陸前高田のこどもたちに画材を送るプロジェクトでは、今後も活動を継続し、応援して行きます。
画材送付先一覧
- 岩手県立高田高等学校美術部 画材一式60名分及びイーゼル6脚、簡易イーゼル20脚
- 陸前高田市立第一中学校 画材一式段ボール1箱
- 陸前高田市立広田中学校 画材一式段ボール1箱
- 陸前高田市立小友中学校 画材一式段ボール1箱
- 陸前高田市立米崎中学校 画材一式段ボール1箱
- 陸前高田市立横田中学校 画材一式段ボール1箱
※各校リクエストに応じながらもスケッチブック、絵の具、パステル、画用紙、筆、色鉛筆、サインペン、細かな画材等々が同様にお手元に行くように振り分けさせていただきました
9月末 第一弾発送完了しました
現状報告(2011年10月18日)
現地新聞に掲載されました
本プロジェクトでは、引き続き皆様からの温かい支援を受け付けております。
先月発送した第一弾の支援に関して、熊谷様より状況報告と、現地の新聞に掲載された記事が届きましたので、ここにご報告させて頂きます。
(2011/10/18)
東海新報 2011年10月16日号
(熊谷睦男様より -一部略-)
今日の地元紙「東海新報」に添付の記事が掲載されました。
本市中・高校生に沢山の画材を贈っていただき心から感謝申し上げます。
ご提供いただいた関係の皆様にもよろしくお伝えくださるようお願いいたします。
記事掲載の東海新報社は、地元地域の日常の情報源として貢献しています。
当社の被災記事で、被災した陸前高田市の大変貴重な空撮写真が連載になりました。機会をみてその画像をDVDに収録し提供したいと思っています。
陸前高田市の現況は、瓦礫は自衛隊の働きで整理され、浸水地域のあちこちに4,5mの瓦礫の山が出来ています。浸水地の住居跡の更地や田畑は雑草が埋め尽くしています。
国の補正予算が執行されないとこれ以上の進展はできないようです。
市では現在、震災復興計画検討委員会を立ち上げて、復興ビジョンの検討をしています。私も検討委員に委嘱されて、討議に参加しています。
新生市街地全体の復興で、莫大な財政支援が必要なため何十年かかるかわかりませんが、11月中には復興計画案をまとめて市民に提示することになるようです。
高台移転の居住地の選択はそれからになるようですが、山の所有者は前倒しで周辺の山の宅地造成に動き出しています。
欧州美術クラブとご提供いただいた関係の皆様の多大な善意に感謝申し上げ、御礼申し上げます。今後とも、よろしくお願いいたします。
引き続き皆様からのご支援をお待ちしております
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