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展覧会のご案内

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欧美国際公募 美術賞展報告

第34回欧美公募展フランス美術賞展展覧会報告 / 入賞者一覧

本展は2006年4月7日から5月5日まで、フランスはコルシカ島バスチア市のオートコルス県議会にて、その内白黒作品の展示は「日本現代白黒美術展」と称してサン・ニコラオの民族資料館にて開催され、油彩、アクリル、水彩、版画、日本画、書、染色、工芸等多種多様な技法による215名の日本人作家作品全269点が展示され、多くの方が来観されました。参観研修には36名が参加、展覧会2会場でのレセプションに出席した他、バスチア近郊の市町村でも現地関係者からの温かい歓迎を受けました。さらに本展開催の立て役者ジャン・マリ・ザッキ氏の故郷チェルビオニを訪ね、アジャクシオでは市庁舎を表敬訪問しました。

(左)高田墨山氏による書
(中央・右)オートコルス県議会議長ポール。ジャコピ氏によるオープニングレセプションでの挨拶

(左・中央)オートコルス県議会での展示風景
(右)高田墨山氏による書のデモンストレーション

(左)白黒美術展の会場風景
(右)アジャクシオ市庁舎表敬訪問で。アジャクシオ市長と参観団の皆さん

オープニングレセプションは4月7日夜、まずバスチアのオートコルス県議会にて開催されました。日本人作家の展覧会がまだ珍しい現地では美術関係者及び美術愛好家が多数集まり、大盛況でした。続いて4月8日の夜、サン・ニコラオの民族資料館にて「日本現代白黒美術展」のレセプションが催され、高田墨山氏、冨美七朗氏、岡一艸女史による書のデモンストレーションはとりわけ興味を引いて会場に集まった多くの方々が大変熱心に見入っていました。これらの模様はコルシカの地方紙および観光局のインターネットサイトでも大きく取り上げられ、コルシカにおける日本文化への関心の高さを示すと共に、互いに「島国」であるというコルシカと日本の共通項を背景とした今後の両国文化交流の発展、可能性を強く印象づけるものとなりました。
又、本展のために高田墨山氏が制作された書作品4点が、オート・コルス県およびサンニコラオに寄贈されました。

第34回 欧美公募展「フランス美術賞展」入賞者一覧

大賞

該当者なし
副賞は上位入賞者に分配される

金賞

金賞:河村 彰/「牛」/混合

金賞:真船 艶/「刻」/ガラス工芸画

銀 賞

銀 賞:佐藤 喬/「エコロジージャパン’06【島】No.1」/アクリル

銅 賞

銅 賞:摩理夫/「生命誕生X」/油彩

銅 賞:筒井 義明/「偲瞬軌」/アクリル

フランス美術賞展特別賞

フランス美術賞展特別賞:中村 巍山/「般若心経」/書

フランス美術賞展特別賞:大和田 いずみ/「舞妓」/油彩

フランス美術賞展特別賞:竹林 和美/「奄美大島泥染着尺技法きらめき絞り」/染色

パリ国際サロン賞

パリ国際サロン賞:栗原 と志子/「鏡月( )」/混合

パリ国際サロン賞:田中 政江/「明日に向かって」/染色

テーラー財団賞

テーラー財団賞:丸尾 宏一/「Magome」/油彩

テーラー財団賞:三森 浦湖/「明日香の里」/日本画

テーラー財団賞:杉本 秀子/「花吹雪(吉高の大山桜)」/油彩

ラセーヌ賞

ラセーヌ賞:阪東 佳代/「鎮守の杜」/油彩

ラセーヌ賞:後藤 力祐/「無題」/混合

ラセーヌ賞:芳賀 昭/「庭園の彩り」/油彩

ラセーヌ賞:平野 笑子/「行方(上)」/水墨

ラセーヌ賞:平野 笑子/「行方(下)」/水墨

ラセーヌ賞:鐘本 幸穂/「allegory」/版画

ラセーヌ賞:宗廣 恭子/「あめ」/水彩

ラセーヌ賞:宗廣 恭子/「ポリスマン」/水彩

ラセーヌ賞:大澤 梢光/「鳥」/書

ラセーヌ賞:里 仁/「らくだの男【Sprits of Egypt】」/油彩

ラセーヌ賞:島田 勇/「多宇宙」/油彩

ラセーヌ賞:鈴木 新/「秘湯」/水彩