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ル・サロン報告

第236回 ル・サロン2026 展覧会報告
第236回ル・サロン2026
会期:2026年 2月12日(木)~15日(日) *12日はベルニサージュ
会場:グラン・パレ(パリ8区)
主催:フランス芸術家協会

本年で236回を数えるフランス芸術家協会主催「ル・サロン2026」は、ル・サロン含む4つの統合サロン「アール・キャピタル」として2026年2月12日(木)から15日(日)まで大々的に開催された。統合サロンに参加したアーティストは3,000人を超え、「ル・サロン2026」では、962名 約1,200点の作品が展覧・紹介された。
2月12日(木)初日、「一日の中に四季がある」と言われるほど、目まぐるしく表情を変えるパリの空の下、パリを代表する歴史的建造物〈グラン・パレ〉には開場前より長蛇の列ができていた。この日は、出品者および関係者向けの招待制ベルニサージュ。閉場まで列は途切れることはなく、開催を心待ちにしていた来場者約10,000人が押し寄せた。
会場に入るとそれぞれ4サロンが個性を遺憾なく発揮。とりわけ「ル・サロン」作品群は、「創作をより身近に可視化し、共有する」という一貫した信念の基、伝統的な技術の熟練から現代的な実験的表現に至るまで、幅広い表現技法で観る者を圧倒した。また、新しい試みとして、専門家やコレクターによる、創作や鑑賞について理解を深める講演会の実施や、「The Next Artist」と銘打った子どもたちの作品専門のコーナー作りなど、アートをより身近に感ずるための取り組みが見て取れた。
ベルニサージュにあわせ来場された日本の作家をフランス芸術家協会(ル・サロン)マドレーヌ ブルノー会長が出迎え、はるばる渡仏した作家らに、出品と来場に対する感謝の言葉を贈った。次いで、同協会の名誉会長であり、長年にわたり欧州美術クラブおよびJIAS 日本国際美術家協会と共に日本作家の国際画壇進出に尽力するジャン・マリ・ザッキ氏が展覧エリアに姿を見せ、一つ一つ作品を丁寧に観覧、来場作家らと言葉を交わしながら温かな寸評を贈った。
翌日からの一般会期以降も来場者は絶えることなく、15日(日)最終日、あいにくの雨にもかかわらず、傘をさした行列ができていた。すべての人に開かれたこのアートの祭典は、会期を通じ43,000人を迎え、大成功のうちに惜しまれながら閉幕した。なお、本「ル・サロン2026」にて、私どもを介して応募・出品された方より、銀賞1名、メンション(MENTION)5名が輩出された旨もあわせて報告する。

銀賞:桃山 三

最後にフランス芸術家協会マドレーヌ会長のコメントをもって、報告は以上とする。
「フランス芸術家サロンは、芸術表現の多様性を一望できる、類まれな機会を提供する場であり、異なる実践、世代、観客を結びつけることを使命としています。グラン・パレにおいて私たちは、卓越性と開かれた活気を兼ね備えた環境を提供し、アーティストを物語の中心に据え、来場者が創作と直接出会える場であり続けます。」

欧州美術クラブ 公式Facebookにて全作品の展示風景アルバムを掲載しています

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