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ル・サロン報告

「2011ル・サロン」展覧会報告
2011年度ル・サロン展は、パリ・グランパレにて11月22日(火)〜27日(日)まで開催されました。10月の「サロン・ドトーヌ」展を皮切りに、ル・サロンを含む「ART EN CAPITAL」、サロン・ドトーヌ等、今年も秋のパリは芸術に彩られました。
今年も壮大な「グラン・パレ」での開催
ルサロン2「ART EN CAPITAL」はフランス芸術家協会によるル・サロン展を筆頭に、コンパレゾン、デッサン・水彩サロン、アンデパンダン、ナショナル・デ・ボザールの5つの統合サロンである。

グランパレの巨大なスペースは「ART EN CAPITAL」の5展が、それぞれ色分けされたパネルで展覧会ごとに仕切られ開催される。

ル・サロン展作品は例年通り正面入り口を入り右側のスペースに展示された。
フランスらしいオープニングと今年の特徴
ヴェルニサージュは今年も盛況で、フランス式に各人が歓談し、にぎやかな雰囲気に包まれた。
ル・サロン展には各国よりおよそ600点の作品が展示され、また、本年は、かの有名なマネの「オランピア」のモデルで、自身も画家としてル・サロン展に出品していたヴィクトリーヌ・ムーランの回顧展ブースも設けられ、非常に見応えのある展覧となっていた。

左から、ルサロン会長ギヴェ女史、欧美代表馬郡、ザッキ氏

新会長と対面
ル・サロン会長ヴィヴィアン・ギヴェ女史との談笑の中にも、回顧展の解説などを丁寧にいただき、会長のル・サロンに対する情熱を強く感じた。

今年でフランス芸術家協会は発足130周年を迎えるという。
継承される伝統と、新たに加わる芸術家達のパワーを感じ、今後のル・サロンの発展に期待したい。
2011年は受賞者も

会期後ル・サロン協会より、欧州美術クラブからの出品者で
の三名が受賞が贈られた。そのうち銀賞は2名という名誉をいただきました。

●銀賞:青山 繁
    倉数 和文

●銅賞:井山 庄司

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