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日本・フランス現代美術世界展関連

第23回 日本・フランス現代美術世界展 展覧会報告(2022)


2022年8月11日(木)から21日(日)までの10日間、23回目となるJIAS日本国際美術家協会主催の本展は、例年同様、東京 六本木 国立新美術館3A・3B室にて、約6,000人の来場者を迎え、盛況のうち無事、幕を閉じた
■開催概要

第23回日本・フランス現代美術世界展(2022) ~サロン・ドトーヌ特別協賛~
会期:2022年8月11日(木)〜21日(日)
会場:国立新美術館3A3B
主催:JIAS日本国際美術家協会
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
   外務省
特別協賛:サロン・ドトーヌ
協賛:(株)大日本美術工芸 マイメリ
   (株)クサカベ
    マルマン(株)キャンソン社日本代理店
   (株)生活の友社 美術の窓
総数506点が一堂に集結した第23回展
今回も、日本国内を中心に活躍する作家253名408点に加え、フランスサロン作家を中心とした海外作家約100点の総数506点が一堂に集結。日本に居ながらにしてフランスサロンの“今”がリアルに体感出来る国際展として、その実績を重ねており、国内はもとより海外からも高い評価を得ている。

会場入口より横に広がるエントランスエリアに足を踏み入れると、一目で本展の特長でもある多種多様性が見てとれ、ル・サロン名誉会長やサロン・ドトーヌ会長を筆頭にフランス画壇を牽引する重鎮作家らの作品はじめ、日本作家らの油彩・日本画・染色・書・空間デザインなどが、表情豊かに来場者を迎え入れた。

会場内26ブースに区分けされた展示室を順路にそって進むと、まずは、フランスならではのモチーフ、テクニック、色彩美や立体美を表する作品群に加え、オランダ、アメリカ、中国など多国籍作家らの海外作品がお目見えする。つづいて、東洋を拠点に活躍する作家ならではのエスプリと独創性に富んだ油彩、水彩、パステル、日本画、抽象、具象、風景、書、水墨、切絵、工芸、CGなど、ノンジャンル・ノンテーマでバラエティーに富む活きた日本現代アートが肩を並べる。会場奥まで進むと、開放的な空間に威風堂々と掲げられた高さ4mのロング軸作品が出現し、観覧者を圧倒。そして、回を重ねるごとにますます作家の世界観を存分に表現できる展覧として好評をいただいている「エスパス・プリヴェ部門」の展覧に来場者らは、足を止め、美術談義を交わしながら熱心に観入っていた。
他にも建築ジャンル、空間デザイン作家らの多彩な作品も披露された。展覧を終え、会場を後にする際、「こんな多種多様で、ボリュームのある展覧会なら、もう少し時間に余裕をもって来場すべきだった。会期内にまた観に来る」、「真剣に観ていたら疲れたが、楽しく拝見させていただいた」「会場で刺激をうけた」「とても素敵な展覧会」など、会場スタッフに声をかけてくださる来場者も多かった。
会期を祝す多様なコンテンツ
会期初日には、海外作家を代表し、本展フランス側名誉会長兼運営委員長ジャン・マリ・ザッキ氏、特別協賛サロン・ドトーヌ協会 ルグラン ドゥニ会長と会場をつなぎ、インターネットを介し、開催を祝すメッセージをご本人自ら世界へ配信した。ほかにも、ザッキ氏、ルグラン氏に加え本展審査員ロワリエ氏、ル・サロン マドレーヌ ブルノー会長より寄せられたビデオメッセージ動画を会場内モニターならびに本展公式SNSにて上映、配信。




現在も、国内外より多くの反響をいただいている。
講堂での《表彰式》開催
また本年は、コロナ禍で断念していた、前年度展覧会入賞者を対象とした《表彰式》を国立新美術館内講堂にて開催。3年ぶりとなる当式典では、冒頭で本展仏側名誉会長のジャン・マリ・ザッキ氏から入賞作家たちへビデオメッセージが上映され、JIAS代表馬郡文平より入賞者ひとりひとりに賞状等が授与された。本展協賛会社からは本展(第23回展)の協賛賞受賞者に副賞が贈呈され、会の最後には、ル・サロン2022にて“銅賞”ならびに“メンション”を受理した作家らが賞状やメダルと共に紹介された。

本年も残念ながらコロナの猛威に見舞われた中での開催ではあったが、出品作家らの会場に足を運べないのが悔やまれるとの声に応えるべく、SNSを介しレポートした展覧会の盛隆な様子は、国内外より歓喜、賛辞の声を多く頂戴した。
本年も東日本大震災被災地支援チャリティー「陸前高田の絵の好きなこども達へ画材を贈るプロジェクト」の募金箱を会場入口に設置。寄せられた義援金52,800円にて購入したスケッチブック600冊が、陸前高田市保育協会を通じ同市保育園に贈られた。


●全ての展示風景をfacebookアルバムにて閲覧できます
入賞作品
【大賞】

冨美 七朗 「カーニバル」 アクリル 100.0×80.3



*前回(第23回)日本・フランス現代美術世界展 大賞受賞作家インタビュー 冨美 七朗アップしました(2023.3.7NEW)
【準大賞】

べい 米翔「パンデミック-差し出された手」顔料インク 59.0×78.0

高梨 美幸「北の森の譜 ~森まで5分~」
テンペラ、油彩、ミクストメディア 91.0×91.0

【サロン・ドトーヌ賞】

安 東淑「COLD WIND(コガラシ)」
染色、シルクスクリーン版画 180.0×100.0

瀬野 清「自己を見つめて (5)《叫び》」
油彩 91.0×91.0

【パリ国際サロン賞】

元心「登竜門」 工芸・焼き絵 100.0×80.0

横山 弥生「Days gone by #2」
CG、ミクストメディア 85.0×85.0

【新エコールドパリ浮世・絵(NEPU)賞】

船田 春光「La Prière(祈り)Ⅲ ~Trois sœurs~」
装芸画 80.00×100.0

篠原 文子「赤と黒の大山」
油彩 100.0×80.3

渡辺 白游「麹の如く」
古代文字 180.0×96.0

【エスパス・プリヴェ賞】

上野 黄陽 「三世諸仏」 墨画 116.0×96.0 他6点

【優秀賞】

油彩:村上 里紗「イタンキハマ 光の中」 油彩 60.6×72.7

油彩:大和田 明代「あなたに恋して」 油彩 73.0×53.0

日本画:松野 世雨 「ドラマ」 日本画 44.5×38.0

日本画:渡辺 順子 「ノスタルジー」 日本画 91.0×72.7

水彩:秋月 静「紅葉の滝」 水彩 38.0×27.0

版画:片野 栄子 「広瀬集落・冬」 版画 59.3×41.4

版画:小島 光宏「常念道祖神」 版画 52.0×72.0

染色:太田 りかこ「詠 ~to sing~」 染色 90.0×90.0

染色:運天 一恵 「月と太陽のまどい」 染色(型染) 397.0×83.0

ミクストメディア:早川 ふみ代「雨上がりのノクターン」
油彩、テンペラ 73.0×50.0

ミクストメディア:永井 琢磨「摩訶の方」
ミクストメディア 79.0×70.0

ミクストメディア:大平 久司「海岸道」
ミクストメディア 80.0×100.0

壁面工芸:米谷 易寿子「希望に向かって」
彫金 62.0×51.0

立体工芸:堀田 孝「FLYING CAT 参」
長崎はりこ 100.0×100.0×100.0

立体工芸:小網 重一「宝石箱」
漆 31.6×39.0×16.5

立体工芸:保田 昌子「グロリオーサ 紋 ランプ」
サンドブラスト 29.0×29.0×26.0

具象表現:小畑 敦子「伝えたい事があるけれど…」
油彩 80.5×100.0

抽象表現:久間 祐子「内なる宙・未来へ」
油彩 130.0×162.0

抽象表現:成田 雅子「燃 / Burn」
版画 71.0×50.0

モノクローム書:栗原 光峯「行雲」
大字書 400.0×150.0

モノクローム書:太田 峡花「天地人」
現代書 190.0×70.0


優秀賞:モノクロームへ続く
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