HOME > 展覧会レポート:受賞者インタビュー > 第37回欧美国際公募スペイン美術賞展 2008 準大賞: 桶田 洋明

受賞者インタビュー

第37回 欧美国際公募スペイン美術賞展 準大賞
日本的要素を生かしつつ、より現代的な表現を目指したいです

桶田 洋明 「記憶の刻ー前」 アクリル、72.7x90.9

受賞者インタビュー
準大賞受賞の感想をお聞かせ下さい
この作品はインパクトのある風景や色彩を用いていなかったため、出品する否か迷っていただけに、受賞したことには驚きました。

また、現地審査員にこの作品が認められたことが素直にうれしく思います。
本作品を制作することになったきっかけや、制作時に工夫した点、気を遣った点などがあれば、お聞かせ下さい
映像的な画面や時間の流れを表現するために、画面全体をぼかし気味に描きました。

また日本画の色彩を表現するために、西洋で用いられた点描やハッチングを使って描いています。
これからの展望、今後の抱負、活動予定等を教えて下さい
8月の個展を終えたら新たな大作の制作にとりかかります。

日本的要素を生かしつつ、より現代的な表現をめざしたいです。
桶田 洋明 画歴・プロフィール
1967 長野県生まれ
1992 筑波大学大学院修士課程芸術研究科修了
1998 第17回安田火災美術財団奨励賞展
1998 現代洋画精鋭選抜展(銀賞)
1999 第34回昭和会展
2001 二紀展(以後毎年)
2002 第5回人間賛歌大賞展(佳作賞)
2002 スペイン美術賞展(銀賞)
2003 イタリア美術賞展(優秀賞)(テーラー財団賞)
2005 スペイン美術賞展(女性表現評論家賞)
2008 スペイン美術賞展(準大賞)
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