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ル・サロン報告

「2017ル・サロン」 展覧会報告

グランパレの外観

2月の開催となった227回目のル・サロン展
フランス芸術家協会主催のル・サロンをはじめ、コンパレゾン、デッサン・水彩サロン、アンデパンダンの4つの歴史的サロンが一堂に会す「アール・キャピタル」は、例年の秋季より、2017年2月14日(火)から19日(日)に会期を移し、例年以上の盛り上がりをみせた。


※2016年ル・サロン展の会期が、2017年2月に変更となり、「2017年ル・サロン展」となりました。

展覧会名:2017年ル・サロン
     La 227ème édition du Salon des Artistes Français
会期:2017年2月14日(火)から19日(日)
会場:グラン・パレ(パリ)
主催:フランス芸術家協会
開放的で、光の降り注ぐ会場、パリ・グランパレでは、各サロンがキーカラーの絨毯で区分けされ、赤絨毯上に展観されたル・サロン展には、絵画・彫刻・版画・写真・建築部門合わせて637名(内、絵画部門414名414点)の国際的実力作家作品が集結。

今回、特別展示として、2015年写真部門の名誉賞受賞者 写真家アフサネ・アフカミ女史による、服飾デザイナー ジャン・ドゥセ氏が手掛けた衣装を身にまとったオペラ座所属のダンサー達の被写体作品がお披露目され、さらに華々しさを添えた。

ベルニサージュとなった14(火)には、作家や美術関係者らおよそ12,000名が参加、大いに美術談義に花を咲かせた。
芸術をこよなく愛す市民にとって、大いなる楽しみとなった本展
一般公開が始まる翌日15(水)から最終日19(日)までの4日間には、エントランスホールのチケットカウンターを先頭に長蛇の列が途絶えることがなく、最終的に約36,000名が足を運んだ。

会場内は常に、押し寄せる来場者の熱気、世界中で活躍するアーティスト達の秀逸な作品群に注がれる熱い視線と高揚感で満ち溢れていた。
その様子に、町をそぞろ歩くには寒さが厳しい2月のパリ、芸術をこよなく愛す市民にとって、大いなる楽しみが増えたに違いないと確信した。
なお、ル・サロンは、第227回を数える本展が大盛況で閉幕したことをうけ、「本展はこれまで以上に成熟度を増した。

出展作家と作品に対し、フランス流の質と技量の高さを『ル・サロン』の名をもって証明する。そして、今後も“発見と分かち合いのサロン”として、芸術史に新しい角度からの視点を提案していく。」とコメントを寄せた。

この発信は、芸術史を彩ってきた偉大な作品や作風に敬意を表しながら、その時代に活躍するアーティストらの独創性を尊重してきた“世界最古のサロン”=ル・サロンが、21世紀の現代アートの世界においても指針の一つとされ、欧州に留まらず世界各国からの夥しい数の挑戦に対し、今まで以上の厳しさと公正さをもって、「ル・サロン」を継続することの意思表明と受け止めた。
また、昨年に続き2017年も、ル・サロン会長のドゥラルフ女史の「第18回日本フランス・現代美術世界展」への招待出品が決まっており、作品が2017年8月9日(水)〜20日(日)まで東京の国立新美術館にて紹介される(入場無料)。
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