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日本・フランス現代美術世界展関連

第22回 日本・フランス現代美術世界展 展覧会報告(2021)
JIAS日本国際美術家協会主催にて22回目を迎えた本展は、昨年に続き国立新美術館(東京・六本木)3A・3B室にて国内外作家総勢347名による500点が見事な展覧を魅せ、去る2021年8月5日(木)から15日(日)までの会期を無事終了した。

アフタームービー



ダイジェスト アフタームービー

開催概要

第22回日本・フランス現代美術世界展(2021) ~サロン・ドトーヌ特別協賛~
会期:2021年8月5日(木)〜15日(日)
会場:国立新美術館3A3B
主催:JIAS日本国際美術家協会
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
   外務省
特別協賛:サロン・ドトーヌ
協賛:(株)大日本美術工芸 マイメリ
   (株)クサカベ
    マルマン(株)キャンソン社日本代理店
   (株)生活の友社 美術の窓
今年も日仏から国際色豊かな約500点の作品が参加
会場内エントランスエリアに足を踏み入れると、ノンジャンル、ノンテーマを掲げる本展らしい顔つきが覗く。
国際色豊かな作風、油彩、水彩、日本画、白黒作品や立体・工芸作品が来場者を出迎え、その奥には清光を放つ、大きな屏風の前に銅線を巻いたパーツで空間に浮遊する彫刻・象が出現した。
順路にそって、まずは多種多様なモチーフ、テクニック、色彩美や立体美を表する海外からの94名100点が展開。本年もフランスサロン界では大変著名な重鎮作家、サロン・ドトーヌ作家、オランダ、アメリカ、中国より多国籍作家らが参加した。

その奥より、油彩、水彩、パステル、日本画、抽象、具象、風景、CGなど、独創的かつバラエティーに富む活きた日本現代アートが続く。

会場奥に広がるパノラマエリアには天井から床まで高さ5mの長壁に11点ものロング作品が掲げられ、観覧者を圧倒した。途中、作家ひとりひとりの世界観が壁一面に表現され、観応え十分と評判の「エスパス・プリヴェ部門」が昨年に続き展覧され、同様に昨年よりスタートしたJIAS代表馬郡文平の企画による、建築・空間デザイン作家らの作品も披露された。

253名の日本作家による400点とあわせた500点の作品群は、今回も全ての観覧者を魅了する唯一無二の展覧会を彩った。

無数の銅線を巻いたパーツで浮遊する彫刻

会場からの配信ムービー

  • 鑑賞ルールに則り静かに作品を見守る来館者

  • フランスサロン会長らの作品を前に

日本とフランスを繋いだオンラン配信

会場内モニターでは海外関係者の挨拶動画などが上映

なお、来日を断念せざるを得なかった海外作家を代表し、本展フランス側名誉会長兼運営委員長ジャン・マリ・ザッキ氏、特別協賛サロン・ドトーヌ ルグラン・ドゥニ会長からは、オープニング初日、会場と中継で繫がり、お祝いメッセージをSNSライブ配信にていただいた。

Instgramでの中継ライブを見る

  • ザッキ氏とのライブ中継をクリック

  • サロン・ドトーヌとのライブ中継をクリック

ほかにも、本展審査員ロワリエ氏、サロン・ドトーヌ各部門長の皆さま、ル・サロン マドレーヌ ブルノー会長、前会長で本年より名誉会長 兼 建築部門長に就任されたドゥラルフ マルティヌ氏ほか、国内外出品作家より寄せていただいた開催を祝すメッセージ動画は会場内モニターならびに本展公式SNSにて上映、配信。
現在も、国内外より多くの反響をいただいている。
  • 場内を配信で紹介するスタッフ

  • サロン・ドトーヌ関係者の皆さま


関係者・出品作家によるメッセージ


関係者・作家らによるメッセージ
日本の精神美を表現したオープニングイベント
また、昨年に続きオープニングイベントの一環として、展覧会場内にてコンテンポラリーダンスによるパフォーミングアーツを上演。感染症対策につき、最大50名の制限付き上演ではあったが、展示作品と見事なコラボレーションを魅せた。常に生きる事、踊る事に喜びを感じ、ポジティブに、時に劇的に“今”を表現したいとし、ベートーヴェン作曲で知られる「歓喜の歌」にのせ、日本の精神美を表現した。



ダンスパフォーマンスのダイジェストムービー



会場では来場が叶った作家へインタビューも行われ、SNSを介して日仏語にて配信がなされた。
全作家へのインタビューはSNSからご覧いただけます。


作家インタビュー動画
(Instagramより)
  • 作家インタビュー

前回展に続き、新型ウイルス感染症緊急事態宣言下での開催はたいへん残念ではあったが、万策施す中、日に300~400人超が来場、作品ひとつひとつ、丁寧に時間をかけ鑑賞した。
出品作家からは遠距離移動を断念、会場に足を運べないのが悔やまれるとの声も挙がる中、観覧者やインターネットを介し報告された会の盛隆な様に、国内外より歓喜、称賛の声を多く頂戴した。


また、毎年本展を楽しみにしているというリピーターの方々より「年々、レベルアップしているように思う。すばらしい時間を過ごさせてもらった」、「ベテランや馴染みのある作家だけでなく、新しい作家も増えたのでは?開催を断念せざるを得ない展覧会が多い中、活気に満ち溢れ、今後も楽しみ」など多くの賛辞をいただいた。
他にも、「点数がただ多いだけでなく、種別やジャンルが豊富で、展覧の工夫もみられる。観飽きる事がなかった」「初めて訪れたが来年も必ず観に来ます」など、スタッフにお声がけくださる来場者も多く、十分に満足された様子が見てとれた。


また、「事前にインターネットでみかけ、実際の作品を観てみたかったので来場した」という声も多数いただき、SNSとの相乗効果にも今後ますますの期待を寄せる。
  • Instgram配信での配信が流れるモニター前にて

  • 仏関係者に何度も展示作品風景を配信

最後に、本年も東日本大震災被災地支援チャリティー「陸前高田の絵の好きなこども達へ画材を贈るプロジェクト」の募金箱を会場入口に設置。寄せられた義援金52,662円にて購入したスケッチブック603冊が、陸前高田市保育協会を通じ同市保育園に贈られたこともあわせてご報告する。
  • パノラマエリアを4mの力作で埋め尽くしたロング作品

  • 迫力の空間を作り上げ来場者からは感嘆の声があがった

全作品展示風景アルバム

Facebookでの本展アルバムはこちら


速報でオンエアされたオープン告知動画

速報!オープン告知動画

入賞作品
大賞

熊谷 睦男 「延年の舞・老女<鎮魂20>」 油彩 100.0×80.3
*大賞受賞者インタビュー準備中

日仏賞

小畑 敦子 「夏から秋」 油彩 90.9×72.7

渡部 昇 「10pm」 ダンボールにアクリル絵画 103.0×72.8

サロン・ドトーヌ賞

畠山 法子 「明日へ」 アクリル 91.0×72.7

城 英已 「本郷菊坂・東京」アクリル 100.0×80.3

パリ国際サロン賞

槙本 良平 「回想その4」 油彩 90.9×72.7

横山 弥生 「TABOO」 CG、ミクストメディア 85.0×67.0

新エコールドパリ浮世・絵(NEPU)賞

江崎 武春  「入江を射す閃光」 油彩 80.3×100.0

河﨑 春代  「timeⅡ」 油彩 100.0×80.3

高橋 美香子 「眠る思い出」 ミクストメディア 73.0×91.0




*NEPU代表作家インタビュー準備中

エスパス・プリヴェ賞

藤崎 世佑子 「ImagineⅠ」 他、計5作品 ファイバーアート 91.0×72.7

岸 甫「棚田(1)」 他、計4作品 油彩 91.0×73.0

優秀賞各種
優秀賞(日本画)

松野 世雨「finds a way 生命は道を探す」 日本画 53.0×45.5

優秀賞(水彩)

千田 尚順「日本の秋 −萩3」 水彩 100.0×80.3

中野 瑞枝「丘の向こう」 水彩 100.0×76.0

優秀賞(版画)

片野 栄子「小見の酒屋 年の夜」 版画 50.4×65.9

優秀賞(染色)

二宮 柊子「海への道」染色・シルク 116.7×90.9

運天 一恵「インカ遺跡の光と風」染色・紅型筒描き染め 398.0×85.0

優秀賞(立体工芸)

風らい坊  「届かぬ祈り」工芸 20.0×36.0×60.0

門永 哲郎「蓮上翡翠」木彫 12.0×6.0×10.0

多田 健太「大地から水」陶芸 25.5×34.0×20.0

優秀賞(壁面工芸)

朽名 桐世「宇宙Ⅱ」「宇宙Ⅰ」織物・箔・日本画 74.0×51.0

許 琦 「共生」工芸・漆 35.0×35.0

優秀賞(モノクローム書)

栗原 光峯「壺中天」創作書 400.0×120.0

小野原 桐花「華」現代書 114.0×70.0

太田 峡花「沸騰」現代書 199.0×70.0

優秀賞(モノクローム象)

川島 正行「異空の流れ」水墨 91.0×73.0

田中 浩子「八咫烏 -Creative hieroglyph calligraphy-」墨象・象形文字 90.0×90.0

渡辺 白游「牛と古代の人々 (1)(2)(3)」古代文字 180.0×95.0×3連作

優秀賞(マチエール)

林 陽子「想」アクリル 32.0×41.0

優秀賞(デッサン)

塩江 義宏「旧き港へのオマージュ」デッサン・素描 53.0×66.3

優秀賞(ヴァルール)

畑 淳子「アマリリス」アクリル 91.0×91.0

優秀賞(テクニック)

出村 陽子「愛知県 常滑焼の町並み」刺繍 44.0×59.0

船田 春光「Voulez-vous être de la partie? Vol.2、Vol.3(お仲間に入りませんか?)」
装芸画100.0×70.0×連作

米谷 易寿子 「地上では何をしている」 工芸・彫金 63.0×54.0

優秀賞(モチーフ)

今井 みどり「白い孔雀」油彩 91.0×65.2

田中 進「雪が降る」油彩 60.6×60.6

優秀賞(アイディア)

井田 ローサ 「雪梅雄鶏図」ネイル 31.0×25.0

優秀賞(ウルトラモダン)

淡路 りえ子「吠える」ミクストメディア 72.7×91.0

工藤 秀子 「自然の法則・Ⅱ-A」革絵 94.4×80.0

山﨑 美枝子「混ざり合うということ(2)」水彩 36.2×28.0

優秀賞(パフォーマンス)

阿部 朱華羅「慶雲之端の風が吹く」 タペストリー 400.0×120.0

河野 美茜「辰年の子供とDragon's Baby」人形 36.0×38.0×23.0

優秀賞(コマーシャルアート・建築)
LAPSアーキテクチャー(LIOTTA Salvator-John A.,LOUYOT Fabienne)

「IFAO」フランス東方考古学研究所(エジプト カイロ) LAPS
「FARM CULTURAL PARK」ファーム・カルチャーパーク(シチリア ファヴァーラ) LAPS + Vincenzo Castelli
「ENSAM」国立工芸専門学校(アルジェリア、セナタ) LAPS + KOMIHA Architecture
「Human Forest」ファーム・カルチャーパーク(シチリア ファヴァーラ) LAPS + ANALOGIQUE Architecture

その他
奨励賞:

早川 ふみ代「ともだち」油彩 61.0×50.0
堀越 照雄「猫のいる暮らし」アクリル・パステル 100.0×80.3
竹久 雄也「名張川サプライズ花火大会」工芸・ちぎり絵 109.0×77.0
特別賞:

西島 雄志「White」彫刻 300×90×200
〜審査員〜
ジャン・マリ・ザッキ: 本展フランス側名誉会長兼運営委員長、ル・サロン名誉会長
           新エコールドパリ浮世・絵美術家協会会長
エルベ・ロワリエ: サロン・ビオレ名誉会長、フランス教育功労章オフィシエ
ルグラン・ドゥニ: サロン・ドトーヌ会長  特別審査員として
馬郡 文平: JIAS /欧美代表 審査アドバイザーとして

〜副賞〜
大賞: 2022年『第23回日本・フランス現代美術世界展』於国立新美術館
   出品招待 壁面一面展示(横幅最大8.3m)、ホームページにて作家インタビュー掲載

日仏賞: 2022年『第23回日本・フランス現代美術世界展』1点出品招待

サロン・ドトーヌ賞 : 2022年『第23回日本・フランス現代美術世界展』1点出品招待

パリ国際サロン賞: 2023年『第36回パリ国際サロン』1点出品招待(2023年2月開催予定)
新エコールドパリ浮世・絵(NEPU)賞:2022年度NEPU公認作家として同年1年間国内外に広報、ホームページにてインタビュー掲載

エスパス・プリヴェ賞: 2022年『第23回日本・フランス現代美術世界展』1点出品招待
優秀賞各種、奨励賞、特別賞: 主催側SNS等で受賞作品を紹介
協賛賞
◆株式会社大日本美術工芸 マイメリ日本総代理店より【マイメリ賞】
 副賞:「マイメリ・クラシコ画箱セット」
 別府 忠雄 「白鷺城・西の丸」 油彩 400.0×140.0
 山本 智子 「バジル(Basilic)」 油彩 100.0×80.3

◆株式会社クサカベより【クサカベ賞】 
 副賞:「水性アルキド樹脂絵具アキーラ 12色セット」
 井上 裕幸 「宇宙のどこかで21E」 アクリル 73.0×91.0
 石澤 暁夫 「AURA-MILLION-2021」 アクリル 400.0×140.0
 TAGO 顎 「刻 7415」 アクリル 116.7×80.3

◆マルマン株式会社 キャンソン社日本代理店より【マルマン賞】
 副賞:「キャンソン ヘリテージ水彩紙ブロック220mm×310mm」
 萩原 哲夫 「蓮の花 May 2, 21」アクリル 40.8×31.0
 鹿山 日登美 「白い牡丹の咲く頃」色鉛筆 30.4×39.5
 吉橋 洋子「RITZ」アクリル 55.0×29.0

◆株式会社生活の友社 美術の窓より【美術の窓賞】 
 副賞:「月刊『美術の窓』半年購読」
 牧山 勝美 「絆」 油彩 80.5×100.2
 小野寺 浩 「三陸虎の舞 21-1」色鉛筆、パステル 100.0×80.3

全作品展示風景アルバム

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