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NEPU代表作家

2021年NEPU代表作家/Les représentants UKIYO-É2021とは

Les représentants UKIYO-É 2021/2021年NEPU代表作家。
2020年に欧州美術クラブ/JIAS関係展にて発表された賞でNEPU賞氏受賞作家が誕生しNEPU代表作家に選出されました。
新エコールドパリ浮世・絵美術家協会の活動を普及する目的で 【2021年を代表する公認作家】とし、1年間国内外で広報されます。

2021年NEPU代表作家

選出された代表作家

・青山 繁  AOYAMA Shigeru
・川島 正行 KAWASHIMA Masayuki
・小畑 敦子 OBATA Atsuko
・塩江 義宏 SHIOE Yoshihiro
・高梨 美幸 TAKANASHI Miyuki

1年間の国内外での広報活動

第53回欧美国際公募 スペイン美術賞展への招待出品・作家紹介(予定)

第22回日本・フランス現代美術世界展(2021)での招待出品・展示紹介(予定)

第21回日本・フランス現代美術世界展 展覧会 受賞者報告はこちら

国内外で1年間広報されます

2021NEPU代表作家インタビュー

・青山 繁  AOYAMA Shigeru

・青山 繁  AOYAMA Shigeru 「どこえ行くのかな」 油彩 91×72.8㎝
 2020年 第33回パリ国際サロンにて NEPU賞

Q:NEPU賞を受賞した作品を制作することになったきっかけや、制作時に苦労した点、気を遣った点などあれば、是非お聞かせ下さい。
魚と魚が並んだときに、手前の鯉の反対側の光が、向こうの鯉に反射する点に苦労した

Q:普段の制作において、心がけている事を教えてください。
常に自然体であること

Q:研究されている技法はありますか?
薄い色と濃い色を重ねてキャンパスの上で色を出すこと

Q:これからの展望、今後の抱負を教えてください。
よりいっそうの努力

■略歴 青山 繁  AOYAMA Shigeru
元新生美術会会員
JIAS国際美術家協会会員
新エコールドパリ浮世・絵美術家協会会員
ル・サロン永久会員

1957年 福井県福井市生まれ 独学で学ぶ
1994〜2007年 新生美術会所属
2008〜211年 欧美国際公募美術賞展(スペイン・アメリカ・フランス・メキシコ)

日仏現代美術世界展(07~09.11年出展)
パリ国際サロン(07~連続出展)
ル・サロン(09~連続出展)
2012年 NEPU創立記念展出展

受賞
1994年 新生美術会展 新美賞受賞
1999年 新生美術会展 秀作賞受賞
2005年 新生美術会展 優秀賞受賞
2006年 日本・ロシア国際芸術文化交流展 世界芸術貢献賞受賞
2007年 東方友好交流展 文化芸術賞受賞
2008年 第9回日本・フランス現代美術世界展 日仏賞受賞
2008年 第16回パリ国際サロン展 ザッキ賞受賞
2009年 第10回日本・フランス現代美術世界展 優秀賞受賞
2009年 第39回アメリカ美術賞展 優秀賞受賞
2009年 ル・サロン展 入選・銅賞受賞
2010年 第25回パリ国際サロン/新エコールドパリ浮世・絵美術家協会記念展 ザッキ賞受賞
2011年 第26回パリ国際サロン展 大賞・ギャラリーデュマレ賞受賞
2011年 ル・サロン展銀賞受賞

2020年2月パリ国際サロンにて展示の風景

  • サロン・ドトーヌ2019年より

  • パリ国際サロン ギャラリー・デュ・マレ

・川島 正行 KAWASHIMA Masayuki

川島 正行 「峠への道」 水墨 72.7×90.9㎝

Q:NEPU賞を受賞した作品を制作することになったきっかけや、制作時に苦労した点、気を遣った点などあれば、是非お聞かせ下さい。
道というテーマで描いた作品の一つです。
峠への道を表現しただけでなく、その奥にあるものを描きだすことに苦心しました。

  • アトリエ・ギャラリーにて

Q:普段の制作において、心がけている事を教えてください。
宇宙感 宗教感(素なる教え)を感じる絵を描く様心がけています。


Q:研究されている技法はありますか?
私の絵の基底材料は絹です。
古来より使われている絹、その特性を生かし新たな現代に通じる技法 表現を追求しています。
Q:影響を受けたアーティストは?
村上華岳 東山魁夷


Q:これからの展望、今後の抱負を教えてください。
奥にある元なるものを そして心に染み入る絵を描き続け求めていきたいと思っています。

■略歴 川島 正行 KAWASHIMA Masayuki
1954年 高山市生まれ
1987年 連展金賞
1988年 日本現代美術家協会連盟賞
1989年 白峰展文部大臣奨励賞
1994年 第5回臥龍桜日本画大賞展入選
1995年〜96年  フランスパラドックス展出品
2000年〜2003年 髙遠の四季展秀作賞
2001年 フランスサンディエ市買上げ
2002年 パリ画廊ビスコンティにてタブロー展
2013年〜2020年 サロン・ドトーヌ出品
2016年 銀座美の起源展奨励賞
2020年 日本・フランス現代美術世界展NEPU賞

第21回日本・フランス現代美術世界展より

  • サロン・ドトーヌ2018より

  • サロン・ドトーヌ2019

・小畑 敦子 OBATA Atsuko

小畑 敦子 「雨のち晴れ」 油彩 100.0×80.3㎝  2020年 第21回日本・フランス現代美術世界展にて NEPU賞

Q:NEPU賞を受賞した作品を制作することになったきっかけや、制作時に苦労した点、気を遣った点などあれば、是非お聞かせ下さい。
雨の日、窓に落ちる雫や歩道の水たまり、水たまりに映る木の葉、雨の雫の波紋、雨あがり、雨の雫に陽がさした様を見るのが好きで、何度も作品で試みているが、なかなか思うようには描けない。
「雨のち晴れ」は、「雨の日の猫」と連作になっていて、後に描いたもの。先の作品はただ雨を描きたくて制作したが、後の作品は、コロナが蔓延して重い空気の中だったので、いつか雨は上がり陽がさすようにコロナも収束に向かう事を願って描き上げた。

Q:普段の制作において、心がけている事を教えてください。
作品を見てくれる人に、猫と季節や陽の光、雲、風、雪、雨、植物など身近なあたりまえのものをもとに、少しの違和感を楽しんでもらいたいと想いながら制作している


Q:研究されている技法はありますか?
特になし

Q:影響を受けたアーティストは?
若冲、国吉、エッシャー、ルネ・マグリット

Q:これからの展望、今後の抱負を教えてください。
作品を見てくれる人が楽しんでもらえるように、写実を通して、絵だから出来るちょっと不思議な世界を作り上げて行きたい。

モデルを膝に抱いての制作

■略歴 小畑 敦子 OBATA Atsuko
2016〜2020年 日仏現代美術世界展
2017〜2020年 パリ国際サロン展
2017年 イタリア美術賞展
2018年 スペイン美術賞展・サロン・ド・トーヌ
2018〜2020年 New York Caelum Gallery Japanese Selected Artists
2019年 INTERNATIONAL FRIENDSHIP EXHIBITION in New Jersey    
    上海風月舎ミニ個展・フィンランド美術賞展・WORLD ART DUBAI
2019、2020年 ル・サロン
2019年 フィンランド美術賞展 
2020年 Japanese Selected Artists In Auckland・個展(ねこぱずるの絵)

  • ル・サロン2020より

  • ル・サロンにてザッキさんと

第21回日本・フランス現代美術世界展より

・塩江 義宏 SHIOE Yoshihiro

塩江 義宏 「奥の院への巡礼」 油彩 91.0×73.0㎝  2020年 第33回パリ国際サロン NEPU賞

Q1:NEPU賞を受賞した作品を制作することになったきっかけや、制作時に苦労した点、気を遣った点などあれば、是非お聞かせ下さい。
室生寺の杉巨木に囲まれた石段を登りながら、樹々の隙間や行く手に、滝や懸け造りの御堂が見えたならば、もっと神韻ひょうびょうたる風景になるだろうとの妄想がきっかけです。寺社建築の構造や樹木、滝などの自然物はスケッチや書物で研究し、透視図や光の方向および色彩のバルールに注意を払いました。

第21回日本・フランス現代美術世界展より

Q2: 普段の制作において、心がけている事を教えてください。
現実に存在するようで実は存在しない、ロマンチックで憂愁感漂う世界や、崇高なイメージが好きで、鑑賞者がふっと作品の中に入り込めるような、奥行き感のある世界を表現したいと思います。そのためにイメージが実体化するまで下準備に時間をかけるようにしています。

Q3: 研究されている技法はありますか?
印象派的な下描きが、徐々に滑らかな写実に変化していく、新古典主義のダヴィッドや、ルーベンスの技法を研究してきました。同時に、あらゆるリアルな色を自在に表現できるように、色彩の法則を研究する事も課題となりました。


Q4:影響を受けたアーティストは?
風景画はクロード・ロラン、ハドソンリバー派等、デッサンはデューラー、人物はダヴィッド、アングル、ブグロー等、言わばストロングスタイルの巨匠達です。


Q5:これからの展望、今後の抱負を教えてください
還暦を過ぎて公募展に出品し始めてもう3年、本欄を記述できるまでに評価し、支えて下さった欧美関係者の方々には、感謝の気持ちで一杯です。長年の夢だったプロの画家であると、堂々と認められるよう頑張るしかありません。そして個展が開催できるように、質の高い作品を書き溜めていかねばと思っています。

■略歴塩江 義宏 SHIOE Yoshihiro
1957年 大阪市に生まれる
1983年 大阪教育大学美術科卒業
1990年より毎年大阪府教職員美術展に出品
2001年 大井画廊(大阪市淀屋橋)出品
2017年 4月 中札内美術村、還暦の自画像展
8月 第1回日美展  審査員奨励賞
8月 第30回上野の森美術館日本の自然を描く展
2018年 6月 第50回記念スペイン美術賞展  パリ国際サロン賞
2019年 2月 第32回パリ国際サロン
2月 第22回全国サムホール公募展
2020年 2月 第33回パリ国際サロン(ミニ個展部門)  NEPU賞
                  ユニヴェールデザール誌に作品掲載
8月 第21回日本・フランス現代美術世界展(エスパスプリヴェ部門)美術の窓に作品掲載

  • 第33回パリ国際サロンより

  • 第33回パリ国際サロンより

  • 関係者からの寸評風景

・高梨 美幸 TAKANASHI Miyuki

高梨 美幸 「浮遊する記憶 〜春はあけぼの〜」 テンペラ・インク 65.1×100.0㎝ 2020年 第21回日本・フランス現代美術世界展にて NEPU賞

Q:NEPU賞を受賞した作品を制作することになったきっかけや、制作時に苦労した点、気を遣った点などあれば、是非お聞かせ下さい。
人物を含めた北海道の冬の情景を心象表現することを目指してきました。冬服の人物や構図などのパターンを壊そうともがいていました。今回の作品の制作にあたって、いくつか心がけたことがありました。横たわっている人物が春の温かな空気の中まどろんでいます。人物のデッサンをもとに描く基本に戻ること、より発色の良い下地を使うことなどです。それにより、緊張感をもって彩色することになりました。

Q:普段の制作において、心がけている事を教えてください。
白を美しく使うこと、
遠くから見ると単純に見えても、近づいてみるといろいろやってるのね、、、とわかる。みたいなこと


Q:研究されている技法はありますか?
テンペラ絵の具を使った表現


Q:影響を受けたアーテイスト
たくさんいますが、テンペラを画材として使うきっかけとなったボッティチェリ
ブリューゲルの雪の絵、

Q:これからの展望、今後の抱負
2020年11月の予定だった東京での個展が、コロナの影響で2021年2月に延期になりました。今はそこを目指して制作しています。スペイン賞展、次年度サロンドトーヌへの出品も念頭に入れています。
自分なりの表現がつかめそうな、、、ついついいろいろなことをしてしまうので、うまくいったり、いかなかったりしています。(笑)今までも定期的に寄付してきましたが、作品が売れた時に売り上げの一部を北海道の森を守る活動に使っていきたいと思う。自分が絵を描くことで社会貢献につながるのが希望です。

アトリエ風景

アトリエでの制作風景

■略歴 高梨 美幸 TAKANASHI Miyuki
北海道札幌市
日本国際芸術家協会会員、
新北海道美術協会会員

2008年~2020年 団体展 公募展である新北海道芸術協会展に出展(北海道) 
2014年~2019年 個展(時計台ギャッリー、さいとうギャラリー、北都館ギャラリーにて)(北海道)
2017年 団体展 関西扇面芸術展に出展(奈良)(京都新聞社賞受賞)
2017年~2020年 団体展 サロンドトーンヌに入選(パリ)
2017年 団体展 パリ国際サロン展個展部門に出展(大賞受賞)
2018年 団体展 フィンランド展個展部門に出展(フィンランド)
2019年 団体展 ギャラリーアートポイント「心象2019展」に出展(東京)
2019年 団体展 ギャラリーアートポイント「ロンドン展」に出展(ロンドン)
2019年 団体展 LINART展に出展(イスタンブール)
2019年 個展 ギャラリー銀座にて(東京)
2020年 団体展 日仏現代美術世界展に出展(東京)(NEPU賞受賞)


受賞歴    
2017年 団体展 関西扇面芸術展に出展(奈良)(京都新聞社賞受賞)
2017年 団体展 パリ国際サロン展個展部門に出展(大賞受賞)
2020年 団体展 日仏現代美術世界展に出展(東京)(NEPU賞受賞)

第21回日本・フランス現代美術世界展より

  • 第33回パリ国際サロン展示風景

  • サロン・ドトーヌ2019より